鈴木 雄太 特定助教非現職

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所属期第9期(任期:2018年10月~)
グローバル型 -
専門タンパク質デザイン工学
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研究内容『タンパク質デザインによるバイオナノロボットの創成を目指して』
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受入先部署人間・環境学研究科
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直前所属京都大学大学院 医学研究科
化学者が「デザイナー」となって思いのままに、タンパク質の機能や構造をデザインしコントロールすることが可能となれば、「必要な時、必要な機能を自発的に発動するバイオナノロボット」が、医薬・バイオテクノロジー分野で活躍する時代もそう遠くないのかもしれません。しかしながら、現行のタンパク質デザインでは、複雑性・多様性を有するタンパク質を人工的に制御する緻密かつ煩雑な技術を必要とするにも関わらず、タンパク質集合体の構造を構築するに留まっています。そこで、私が目標とするのは、タンパク質の特徴を無理矢理制御するのではなく、個々のタンパク質の本来持つ利点を最大限利用する新しい「タンパク質デザイン工学」を確立し、将来的に「バイオナノロボット」の創成を目指した研究を推進していきます。