武田 紘樹 特定助教
  • 所属期
    第14期(任期:2024年4月~)
    グローバル型
  • 専門
    宇宙物理学、重力、重力波
  • 研究内容
    コンパクト連星合体からの重力波の偏極モード探査による極限環境での重力理論検証
  • 受入先部署
    理学研究科
  • 直前所属
    京都大学 理学研究科

宇宙の起源と進化の解明には、重力の理解が不可欠です。一般相対性理論は弱重力場・短距離スケールでの検証を通して、現代宇宙モデルにおける重力理論として広く認められています。一方で、宇宙の加速膨張や量子論と重力理論の統合など、一般相対性理論が抱える問題に対処すべく、様々な拡張重力理論が提案されています。私は、重力理論を極限的な環境下で検証することに焦点を当て、重力波と呼ばれる時空の歪みが波として伝わる現象を実験的、解析的、理論的に研究してきました。