門脇 浩明 特定准教授

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所属期第11期(任期:2020年10月~)
グローバル型 -
専門群集生態学
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研究内容植物土壌フィードバックに着目した森林の温暖化に対する応答予測
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受入先部署農学研究科
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直前所属京都大学 フィールド科学教育研究センター
生物多様性はどのように生まれ、維持されているのでしょうか。そして失われたときには何が起こるのでしょうか。それらの問いの答えを見つけるべく、遺伝子から生態系まで幅広い観点で生態学の研究を行っています。これまで研究対象としてきた生物は、細菌・原生生物・菌類・植物・動物など、多岐にわたり、フィールド実験・室内実験と理論モデルを組み合わせ、群集生態学の中心的課題である、種の共存や遷移のメカニズム、そして、生物群集の安定性と脆弱性の背後にあるメカニズムの解明を目指してきました。特に、森林生態系を舞台に、植物や動物、菌類など様々な生物がどのように相互作用し、生物群集の多様性や動態などのマクロな特徴を形作っているのかに興味があります。白眉プロジェクトでは、樹木と土壌微生物の相互作用が温暖化に伴いどのように変化し、地域の樹種の構成や分布変化に影響するのかを解明することで、森林構造の未来予測に資する研究を展開します。