時長 宏樹 特定准教授非現職

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所属期第5期(任期:2014年4月~2019年3月末)
グローバル型 -
専門気候力学
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研究内容『地球温暖化と自然変動の相乗効果による急激な気候変化の解明』
大学で専門分野を決めようとしていた当時(1997/98年頃)、20世紀最大のエルニーニョ現象が熱帯太平洋で発生し、世界各地で異常気象を引き起こしました。その当時のニュースや新聞の影響があったかもしれませんが、身近に体感できる気象や気候の現象であれば興味を持って研究できると思ったことがこの研究分野に入ったきっかけです。私の専門は気候力学ですが、その中でも特に大気と海洋の相互作用が気候変動や気候変化に果たす役割について興味を持っています。白眉プロジェクトでは、地球温暖化と自然変動の相乗効果について、大気と海洋の多様な観測データと気候モデルシミュレーションを駆使して研究を行います。