武内 康則 特定助教非現職

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所属期第5期(任期:2014年4月~2019年3月末)
グローバル型 -
専門歴史言語学
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研究内容『契丹学の構築:契丹の言語・歴史・文化の新しい研究パラダイム』
高校生のころから未解読文字の解読というロマンのある研究分野に興味を持つようになりました。大学学部課程より10―12世紀に東アジアで使用されていた契丹文字の研究をはじめ、現在まで研究を続けています。まだまだ未解明の部分が多い文字体系ですが、現在は特に契丹文字によって表記された契丹語がどのような言語であったのか明らかにすることが大きな目標です。契丹語の資料は契丹文字や漢字によって残されていますが、まだ十分に整理されているとは言えません。白眉プロジェクトでは契丹の言語・歴史・文化に関する研究資源のデータベース化を進める予定です。それによって契丹文字の研究が一層進展することを望んでいます。