末永 幸平 特定助教非現職

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所属期第3期(任期:2012年4月~2017年3月末)
グローバル型 -
専門プログラミング言語理論
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研究内容『ハイブリッドシステムのための超準解析を用いた静的検証手法』
子供の頃に祖母から足し算と漢字を習って以来、計算と言語に興味を持ち続けてきたように思います。大学院生の頃から計算と言語の接点とも言うべきプログラミング言語の研究、特にプログラムにある種のバグが無いことを数学的に保証する方法(プログラム検証)の研究を続けてきました。現在はこのプログラム検証の技術をハイブリッドシステムと呼ばれる、ソフトウェアの離散的な動作と物理・電気系の連続的な動作が入り混じったシステムに適用することを目指しています。「アイデアは異質なものを結びつけるところから発生する」とはアイザック・アシモフの言ですが、この研究もプログラミング言語理論、超準解析、微分方程式、制御理論と様々な役者が現れており、とても興味深いです。