鈴木 智子 特定准教授非現職

-
所属期第7期(任期:2016年10月~2021年9月)
部局連携型 -
専門マーケティング、消費者行動論
-
研究内容『日本のサービス産業の国際化に関する実証的・理論的研究』
「おもてなし」の精神は、多くの日本企業に見られる特徴です。おもてなしを英語に訳すことは難しく、あえて定義するのであれば「無欲のホスピタリティ」といえます。おもてなし文化にもとづいた日本のサービスは、その心遣い、顧客ニーズに対する真摯な姿勢、そしてディテールへのこだわりに、国際的に高い評価を受けています。しかし、おもてなしは日本の伝統的な価値観や考え方に根ざしているため、日本国外で再現するのがとても難しいという課題も抱えています。本研究は、企業がグローバル市場でマーケット・リーダーシップを獲得するために、おもてなしをどのように活用できるかを探求します。この課題を検討する上で、本研究ではサービス提供者と市場(消費者)の両視点から取り組みます。本研究の目的は、企業のグローバル化に関する新しいモデルを構築することです。