齊藤 博英 特定准教授非現職

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所属期第1期(任期:2010年4月~2015年3月末)
グローバル型 -
専門シンセティックバイオロジー、バイオエンジニアリング、進化分子工学
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研究内容『シンセティックバイオロジーを活用した細胞機能制御技術の開発』
だんじり祭りで有名な大阪岸和田高校出身です。宇宙物理を志して東京大学に入学するも、生物の授業で利根川進博士のビデオを見て分子生物学という世界を知り、生命の起源に興味を持ち始めました。その後、院生時にニューヨーク州立大学へ研究留学し、生命の起源における「RNAワールド仮説」の実験的検証をおこないました。以来、RNA分子のもつ魅力に惹かれ続けています。本研究では、RNAやRNA-タンパク質複合体をシンセティックバイオロジー分野において活用し、細胞機能を自在に制御する新たな技術開発に取り組みます。そのような技術開発と同時に、生命の起源の探究や、生体分子・生命システムの構築原理に迫ることを目指します。