中島 秀太 特定准教授非現職
  • 所属期
    第8期(任期:2017年10月~)
    グローバル型
  • 専門
    冷却原子物理学、量子光学(実験)
  • 研究内容
    『冷却原子系を用いたブラックホール情報パラドックスの実験的検証』

サッカー選手になってほしいとの願いを込め、私は「シュータ」と名付けられましたが、小さい頃からサッカーなんかより工作や理科や実験が好きだったので、勉強して実験物理の道に進みました。専門は「冷却原子系」というレーザー冷却された希薄な原子集団の実験ですが、冷却原子それ自体を研究している訳ではなく、冷却原子系の大きな自由度と高度な制御性を生かし、従来の物質系では実現・観測が困難であった種々の量子現象を探求する事が私の研究テーマです。今後は、近年、量子情報・量子カオスとの関連も分かってきた「ブラックホール情報パラドックス」と呼ばれる問題に対して、冷却原子系を用いてアプローチしたいと考えています。