大串 素雅子 特定助教非現職
  • 所属期
    第2期(任期:2011年4月~2016年3月末)
    グローバル型
  • 専門
    生殖生物学
  • 研究内容
    『核小体の新規機能の解明』

良き指導者との出会いにより生物学研究の面白さに開眼しました。しつこさと元気さと運のよさ、そして何よりも大勢の理解ある研究者に支えられ研究を続けられています。2001年に哺乳類卵母細胞の核小体の研究をInstitute of Animal Science (Czech) のDr. Josef FULKA Jr.との共同研究で開始しました。核小体はタンパク質合成を担うリボソーム構築に関わると知られています。発育を完了した卵母細胞はリボソーム合成を停止していますがそこに存在する核小体が初期胚発生に必須であることがわかっています。この核小体の構成成分を同定し,その成分の機能を解析することで核小体の新規機能の解明につなげたいと考えています。