森 靖夫 特定助教非現職
  • 所属期
    第2期(任期:2011年4月~2016年3月末)
    グローバル型
  • 専門
    日本政治外交史
  • 研究内容
    『戦間期(1919~1937) における日中関係史の実証的研究』

私の専門は政治史で、とりわけ日本陸軍が政治的に台頭していく過程を研究してきました。政治史の醍醐味は、当時の政治家たちの日記や手紙といった膨大な量の史料を正確に読むというミクロな作業から、大きな歴史像を提示するというマクロな結果を出すことです。現在は、転じて日中関係史を研究しています。今や中国は大国へ、日本は小国への道を転がり続けているように思われます。しかしながら、中国も清朝の滅亡から約1世紀で大国として復権を成し遂げたわけです。それゆえ、中国や台湾が所蔵する膨大な史料を駆使して歴史を再検討し、中国の逞しさから多くを学べたらと考えています。