宮﨑 牧人 特定准教授非現職

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所属期第8期(任期:2017年10月~)
グローバル型 -
専門細胞生物物理学
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研究内容『細胞骨格が司る細胞機能発現機構の構成的理解』
すべての生き物は細胞から構成されているため、細胞は生命の最小単位と言えます。細胞の中には細胞骨格と呼ばれる骨組みがあり、その形を自由自在に変化させることで細胞は動き、分裂増殖することが出来ます。しかし細胞骨格が自己組織的に組み立てられ、細胞運動や分裂などの生命活動に本質的な機能を制御している仕組みは未だに謎だらけです。そこで私は、細胞を一旦ばらばらに分解し、細胞を構成しているパーツを組み合わせて細胞機能が復活する条件を探ることに挑んでいます。物質的基盤の上に細胞を再構築するというプロセスを通じて、生命が成立している条件が明らかになることを期待しています。