金 玟秀 特定准教授非現職

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所属期第6期(任期:2015年4月~2020年3月末)
グローバル型 -
専門分子生物学
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研究内容『蛋白質分解システムによる生体制御機構の解明』
私はユビキチンと呼ばれる小さいタンパク質について研究を続けています。ユビキチンは様々な細胞内タンパク質に付加され、本来のタンパク質が持つ機能や性質を制御するタンパク質翻訳後修飾系であります。真核生物に高度に保存されている修飾系だと考えられましたが、近年細菌がユビキチン修飾系を利用することがわかりました。本研究では、細菌の感染におけるユビキチン修飾系の役割の解明を進め、感染戦略としての病原細菌によるユビキチン修飾系のハイジャックの分子機構の解明及びその応用を目指しています。