川中 宣太 特定准教授非現職
  • 所属期
    第7期(任期:2016年10月~2021年9月)
    グローバル型
  • 専門
    宇宙物理学
  • 研究内容
    『突発的天体現象起源の電磁波・粒子放射の理解と将来観測への提言』
  • 受入先部署
    理学研究科
  • 直前所属
    東京大学大学院理学系研究科天文学専攻・助教

昔から理数系の勉強や一般向けの科学の本が大好きで、中でも数学や物理の知識を駆使して直接手の届かない世界を探る宇宙物理学に惹かれていきました。私のテーマ「突発的天体現象」で主役を演じるのは、超新星爆発やブラックホール・中性子星といった、星が一生を終えた後の姿です。これらの天体は短時間の間に電波からガンマ線まで様々な波長の電磁波や、宇宙線、ニュートリノ、重力波と多様な放射をすると考えられており、ある意味で星は一生を終えた後のほうが激しく多様な活動を示すと言えます。私は突発天体現象がどのようなメッセンジャーを放射するかを議論するとともに、その仮説を検証するための将来観測を提言したいと考えています。

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