岩尾 一史 特定准教授非現職
  • 所属期
    第7期(任期:2016年10月~2021年9月)
    グローバル型
  • 専門
    東洋史、チベット学
  • 研究内容
    『7-13世紀の東部ユーラシアにおける国際秩序と外交』

高校生の頃にみたチベットの古写真に魅せられ、大学ではチベットを研究しようと決めました。その後、古代のチベット(7-10世紀)の歴史に夢中になりました。古代のチベットを研究するためには、漢語典籍やチベットの仏教史だけではなく、敦煌文書などの出土文書を研究する必要がありますが、そのナマの文書史料の魅力にとりつかれて、今に至ります。白眉プロジェクトでは、出土文書を利用しつつ7-10世紀における東アジア・中央アジアの外交の実情を、特にチベットを中心に見直し、中国伝統の中華秩序がどの程度機能していたのかを再検討します。さらに11-13世紀における同地域の外交と比較検討することに取り組みます。