飯間 麻美 特定助教非現職

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所属期第6期(任期:2015年4月~2020年3月末)
グローバル型 -
専門放射線診断学
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研究内容『診断能の飛躍的向上を目指した新たな拡散強調MRI腫瘍診断法の確立』
放射線科研修医の時に、日常診療で湧いてきた疑問点を一つずつ解き明かそうとするうち、気が付けば研究の世界に入っていました。現在の癌治療は従来の手術療法に留まらず、画像診断から得られる情報は多種多様な治療法の決定に際し非常に重要です。私は患者さん負担の大きい外科的手法や造影剤の投与によらない、非侵襲的な水の拡散強調MRIを用いた新たな癌診断法の開発を行っています。画像から導き出される様々な情報が、血管や微細な組織構築など、腫瘍のどのような特徴を捉えているのか明らかにする事を目指します。またこれらの定量的な画像情報を統合させ、臨床家が使用可能な半自動化コンピューター支援画像診断法を開発することで、癌診断や治療の一助となればと考えています。