原田 浩 特定准教授非現職

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所属期第6期(任期:2015年4月~2020年3月末)
グローバル型 -
専門酸素生物学、放射線腫瘍生物学
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研究内容『生体内低酸素環境の積極活用による生命機能維持とその破綻』
高校生物の授業で「生命の不思議」に触れたのをきっかけに、生命科学分野の研究者を志しました。途中、HandballやSnowboardに熱中した時期を経て、研究を中心とした現在の生活に至りました。ヒトが自身の体内に存在する低酸素微小環境を活用する意義と、細胞の低酸素応答機構に興味があります。ヒトは酸素が無ければ生きられませんので、低酸素領域の存在に違和感を感じるかもしれません。しかし、体が正常な機能と形態を維持する上で、体内の低酸素領域が重要な役割を担っていることが分かりつつあります。白眉プロジェクトでは、低酸素環境を活用している臓器を時間・空間的に解析し、低酸素応答機構の破綻によって生じる疾病とその悪性化機構を解析します。