江間 有沙 特定助教非現職

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所属期第3期(任期:2012年4月~2017年3月末)
グローバル型 -
専門科学技術社会論
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研究内容『情報セキュリティとプライバシーの「曖昧性の効用」の実証的研究』
小さい頃、海外で過ごす時間が長く、異文化において常に自分は何者かを問われてきました。ここから「私」をはじめ、物事を確定する情報の加工、解釈の仕方に興味を持っていたところ、大学で科学技術社会論という、科学・技術と社会の相互作用や、学問や知識がどのように構成・解釈されるかを研究する分野を知りました。本プロジェクトでは、技術による情報の可視化・管理化が個人や知識を確定していく作業に着目しています。特にその確定作業において曖昧で不確実な情報がどのように取捨選択されているか、またその曖昧さが逆にプライバシーやセキュリティ保護の観点から情報教育や政策、倫理でどう利用されているか研究していきたいと思います。