DENIS ROMERO Fabio(デニス ロメロ ファビオ) 特定助教非現職

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所属期第8期(任期:2017年10月~)
グローバル型 -
専門固体化学
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研究内容『多機能デバイス向け電荷転移示す新規遷移金属酸化物材料の合成と探索』
酸化物材料に見られる幅広い電気特性、磁気特性、輸送特性はエレクトロニクスデバイスの基礎として広く採用され、結果としてここ1世紀にわたる急激な技術発展に大いに寄与してきました。今後の継続的な発展は、新規材料の発見と、その材料がもつ基礎特性のチューナビリティに大きく依存します。しかしながら、従来の合成手法は、われわれの思い描くような多様な材料の作製に本質的には向いていないため、材料探索を前に推し進めるために新規の合成プロトコルの開発が必要とされています。未来のデバイスにとって科学技術的に有用な特性をもつ材料を作製するために、私の研究では低温トポケミカル合成手法と極限条件の利用に着目しています。