BADENOCH Nathan(バデノック ネイサン) 特定准教授非現職
  • 所属期
    第1期(任期:2010年4月~2015年3月末)
    グローバル型
  • 専門
    東南アジア地域研究、環境ガバナンス、人類言語学
  • 研究内容
    『多様性と対応性-言語からとらえた地域の転換期』

ネイサンの育ったアメリカ東海岸は、多くの東南アジア難民が暮らす地域です。彼は、様々な言葉に触れる中で、言語と文化の多様性に深い関心を抱いてきました。上智大学で比較文化を専攻したあと、ロンドン大学で開発学を学びました。そして、2006年には京都大学から東南アジア研究博士号を授与されました。過去12年に渡ってタイやラオスで暮らし、シンクタンク、国際機関や開発援助プロジェクトで働きながら、東南アジアにおける環境ガバナンスと自然資源管理について考えてました。今後は、言語・文化・生物の多様性を統合した観点から、グローバル化とローカル化が交差する地域の社会経済転換期を分析し、あらたなガバナンスパラダイムを構築することを目標としています。