第4期
公募:2012年3月
任期:2013年4月~2018年3月末
研究者分布図
● 置田 清和 特定助教
専門領域:
サンスクリット古典文学
研究課題:
『近世南アジアにおける感情の歴史』
自己紹介
17歳で初めてインドを訪問し、それをきっかけに当地の文学、思想に興味を持ちました。学部ではガンジーに触発され、宗教多元主義、宗教間対話について勉強し、博論ではインド古典哲学を専門にしていました。現在は南アジアでとても人気のあるクリシュナ神への信仰、特にこの神を恋人として捉える宗教思想を中心に研究をしています。白眉では感情という視点からこの思想を捉え直し、学際的な研究を手がけたいと思っています。また、これまでは主にヒンズー教の視点から研究してきましたが、これからは近世南アジアにおけるイスラームの視点を積極的に取り入れて行くつもりです。
関連ニュース
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2017年08月10日
置田清和研究員主催の国際ワークショップ「The Building of Vrndavana」がオックスフォード大学トリニティ・カレッジにて開催されます(9月2日〜3日)。
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2017年04月3日
置田清和研究者の論文「From Rasa to Bhaktirasa: The Development of a Devotional Aesthetic Theory in Early Modern South Asia」がJournal of Indian and Buddhist Studies Vol. 65, No. 3, 1066-1072頁に掲載されました。
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2017年03月21日
置田清和研究者の論文「A Vedāntic Refutation of Buddhism in 18th Century North India: The Tattvadīpikā of Baladeva Vidyābhūṣaṇa」がJournal of Vaishnava Studies 25.1, 153-162頁に掲載されました。
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2017年03月21日
置田清和研究者の論文「Quotation, Quarrel, and Controversy in Early Modern South Asia: Appayya Dīkṣita and Jīva Gosvāmī on Madhva's Untraceable Citations」が『Adaptive Reuse: Aspects of Creativity in South Asian Cultural History (Wiesbaden: Harrassowitz Verlag, 2017)』255-280頁に掲載されました。
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2017年03月21日
置田清和研究者が「The Number of Bhaktirasa-s: Jīva Gosvāmī’s Prītisandarbha on Bhāgavatapurāṇa 10.43.17.」について『National Conference on the Bhāgavata Purāṇa』(マドラス大学、インド、2017年1月7日)において発表をおこないました。
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2017年03月21日
置田清和研究者が「Vaiṣṇava Perceptions of Muslim Authority in Early Modern South Asia: Based on Bengali Hagiographies of Caitanya」について『近世南アジアの文化と社会:文学・宗教テクストの通言語的比較分析(平成28年度第1回研究会)』(東京外国語大学本郷サテライト、2016年12月11日)において発表をおこないました。
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2016年10月3日
置田清和研究者が「Transcultural Dynamics in South Asian Religions」について文化越境研究シンポジウム(京都大学、2016年9月26日)において発表をおこないました。
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2016年10月3日
置田清和研究者が「Hindu-Muslim Encounters in Early Modern South Asia: According to Bengali Hagiographies of Caitanya」について日本南アジア学会第29回全国大会(神戸市外国語大学、2016年9月25日)において発表をおこないました。
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2016年10月3日
置田清和研究者が「From Rasa to Bhaktirasa: The Development of Devotional Aesthetic Theory in Early Modern South Asia」について日本印度学仏教学会第67回学術大会(東京大学、2016年9月3日)において発表をおこないました。
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2016年06月13日
置田 清和 研究者が「Singing in Protest: Early Modern Hindu-Muslim Encounters in Bengali Hagiographies of Caitanya」と題して研究発表をおこないました(2016年5月14日、イェール大学、米国)。
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2016年06月13日
置田清和研究者の論文「The Influence of Singabhupala II on Bengali Vaisnava Aesthetics」がJournal of Indian and Buddhist Studies Vol. 64, No. 3 1081-1087頁に掲載されました。
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2016年01月13日
置田 清和 研究者が「近世南アジアにおけるサンスクリット宗教詩ーヴィシュヌ教ベンガル派の視座からー」と題して招待講演をおこないました(2016年1月7日、大正大学綜合仏教研究所、東京)。
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2015年12月22日
置田清和研究者が「 A Middle Class Construction of Neo-Vaiṣṇavism in Nineteenth Century Bengal: Bhaktivinoda Ṭhākura’s Commentary on the Brahmasaṃhitā」について国際ベンガル学会第4回(東京、日本、2015年12月13日)において講演をおこないました。
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2015年12月22日
置田清和研究者の論文「Trialogue Between Gauḍīya Vaishnavism, Deep Ecology, and Catholicism」がJournal of Vaishnava Studies 191-204頁に掲載されました。
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2015年10月6日
置田清和研究者が「Court, Conflict, and Controversy in Early Modern South Asia: The Svakīyā-Parakīyā Debate in Bengali Vaiṣṇavism」について、日本南アジア学会第28回全国大会において講演をおこないました。(東京大学、日本、2015年9月27日)
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2015年09月25日
置田清和研究者が「 After Kashmir: Early Modern Sanskrit Aesthetic Theories in Andhra and Bengal 」について、International Workshop on Pre-Modern Kashmir 2015において講演をおこないました。(京都大学、日本、2015年9月24日)
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2015年09月25日
置田清和研究者が「 The Karṇāṭaka Connection: Siṅhabhūpāla II’s Influence on Bengali Vaiṣṇava Aesthetics 」について、日本印度学仏教学会第66回学術大会において講演をおこないました。(高野山大学、日本、2015年9月19日)
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2015年09月2日
置田清和研究者が「Salvation through Colorful Emotions: Aesthetics, Colorimetry, and Theology in Early Modern South Asia」についてXXI. World Congress of the International Association for the History of Religions(エルフルト、ドイツ、2015年8月27日)において講演をおこないました。
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2015年07月24日
置田清和研究者が「The Karṇāṭaka Connection: Siṅgabhūpāla II's Influence on Bengali Vaiṣṇava Aesthetics」について12th International Conference on Early Modern Literatures in North India(ローザンヌ、スイス、2015年7月19日)において講演をおこないました。
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2015年07月24日
置田清和研究者が「The Karṇāṭaka Connection: Siṅgabhūpāla II's Influence on Bengali Vaiṣṇava Aesthetics」についてAsien-Afrika-Institut, Abteilung für Kultur und Geschichte Indiens und Tibets(ハンブルク、ドイツ、2015年7月10日)において講演をおこないました。
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2015年06月30日
置田清和研究者が「The Karṇāṭaka Connection: Siṅgabhūpāla II's Influence on Bengali Vaiṣṇava Aesthetics」について第16回国際サンスクリット学会(バンコク、タイ、2015年6月29日)において講演をおこないました。
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2015年06月30日
置田清和研究者が「Hindu Theology for a King: Baladeva Vidyābhūṣaṇa’s Tattvadīpikā」についてOxford Center for Hindu Studies, University of Oxford(英国、2015年4月29日)において講演をおこないました。
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2015年06月6日
置田清和研究者が「Emotions in Hinduism: The Bhakti Traditions」の講演を「Belgrave Neighbourhood Centre, Rothley Street, Leicester LE4 6LF, UK, June 6th, 2015」において行いました。
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2015年03月23日
置田清和研究者の研究成果 "ヒンドゥー教(1):ヒンドゥー教の成り立ち" が 『よくわかる宗教学』櫻井義秀・平藤喜久子編(京都:ミネルヴァ書房)pp. 78-79.に掲載されました。
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2014年12月1日
置田清和研究者が「The 12th Annual DANAM Conference 2014, San Diego, California, Nov 21st, 2014」において「No Entry Unless Authorized: Hindu Theology and the Question of Qualification」の講演を行いました。
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2014年12月1日
置田清和研究者の論文「Devotion and Poetry in Early Modern South Asia」がJournal of Indological Studies 187-202頁に掲載されました。
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2014年10月14日
置田清和研究者が「Sex in the Margins: Commentaries and the Histories of Sexuality and Gender」において講演を行いました。
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2014年10月6日
置田清和研究者が「The Twenty-Seventh Annual Session for The Japanese Association for South Asian Studies, 27-28th September」において講演を行いました。
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2014年10月6日
置田清和研究者の論文「Hindu Theology and the Question of Qualification: A Study of Gauḍīya Vaiṣṇavism」がInternational Journal of Hindu Studiesに掲載されました。
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2014年08月2日
置田清和研究者の著書「Hindu Theology in Early Modern South Asia: The Rise of Devotionalism and the Politics of Genealogy」がOxford University Pressから出版されました。
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2014年06月24日
置田清和研究者が「31st Annual STIMW (Sanskrit Tradition in the Modern World) Symposium (at Martin Harris Centre, University of Manchester, UK on May 23rd, 2014)」において講演を行いました。
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2014年06月24日
置田清和研究者が the Oxford Centre for Hindu Studies, University of Oxford, UK (May 22nd, 2014) において講演を行いました。
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2014年04月15日
置田清和研究者が翻訳した"The Bhāgavata Purāṇa in Four Verses: Jīva Gosvāmī's Kramasandarbha"を含むCaitanya Vaisnava Philosophy: Tradition, Reason and Devotion, ed. by Ravi M. Gupta (Ashgate)が出版されました。
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2014年04月15日
置田清和研究者が執筆した"Caitanya Vaiṣṇavism on trial: Continuity and Transformation in the Eighteenth Century"を含むCaitanya Vaisnava Philosophy: Tradition, Reason and Devotion, ed. by Ravi M. Gupta (Ashgate)が出版されました。
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2013年11月14日
置田清和研究者が‘Quotation, Quarrel and Controversy in Early Modern South Asia:Appaya Diksita and Jiva Gosvami on Madhva’s Untraceable Citations’と題してDeutscher Orientalistentag 2013 (September 2013, Münster, Germany)で研究発表を行いました。
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2013年11月14日
置田清和研究者が‘Was Krsna Married? An Early Modern Controversy Surrounding the Bhagavata Purana Book X’と題してWorkshop: Translating the Bhagavata Purana (October, 2013 at South Asia Institute, University of Heidelberg)で研究発表を行いました。
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2013年11月14日
置田清和研究者の論文"From Ontology to Aesthetics: A Bengal Vaisnava Interpretation of an Upanisadic Passage So ’ham"がBhakti beyond Forest: Current Research on Early Modern Literatures in North India, 2003-2009 (Delhi: Manohar Publishers), pp. 197-214.に掲載されました