第9期(2018年)

【グローバル型】公募要領

※第9期(2018年)の公募は終了しました。

京都大学では、次代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みとして、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を展開しています。 このたび、世界トップレベルの研究者として活躍するとともに、次代の学術を担う人材を育成することを目的として、以下のとおり研究者の募集を開始しますのでお知らせします。

なお、2016年募集より、これまでの白眉プロジェクトを踏襲した【グローバル型】に加え、文部科学省の卓越研究員事業を活用した【部局連携型】による募集を開始しました。 本公募要領は【グローバル型】に関する募集内容について記載しております。【部局連携型】の詳細については、卓越研究員事業において公開されるポストの一覧に詳細を記載する予定です。 各募集の内容を比較検討した上で応募して下さい。

1.対象とする分野

人文学、社会科学、自然科学の全ての分野を対象とします。なお、これらには、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を含みます。
【参考】 審査区分表(総表)

2.応募資格

博士の学位を有する者(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む。)とします。
応募者の国籍は問いません。ただし、過去に於いて白眉プロジェクトで採用されたことのある者は、応募できません。
また【部局連携型】との併願は出来ません。

3.募集人員

10名程度

4.待遇等

  • 京都大学特定有期雇用教職員就業規則に定める年俸制特定教員(特定准教授又は特定助教)として採用し、本学支給基準に基づき給与を支給します。
  • 所属は、京都大学白眉センターとします。
  • 採用予定時期は、原則として、2018年10 月1 日とします。ただし、個別事情を勘案し、これ以外の時期とすることもできます。
  • 雇用期間は原則5 年間とします。任期の更新はありません。
  • 文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険及び労災保険への加入となります。
  • 採用後に自身の研究を実施するための京都大学内の研究場所等(受入先)については、応募時に受入教員に内諾を得るなどして、自ら研究場所を準備する事が望まれます。
  • 研究費として、研究内容に応じて、年間100万円~400万円程度を措置します。
  • 本プロジェクトの採用者については、次代をリードする優秀な研究者として本学が認めたことを証するものとして、採用日より「京都大学白眉研究者」の称号を与えます。
  • 本プロジェクト採用者は、毎年度末に京都大学白眉センターから研究活動報告書の提出を求められます。本学の規程に定める教員評価を受けますが、白眉センターによる中間評価等は行いません。また、雇用期間終了時には、研究成果の発表を行うものとします。
  • 採用後は白眉センターが主催する行事等に参加する義務があります。
  • 採用後は京都大学特定有期雇用教職員就業規則を誠実に遵守し、その実行に努めることとします。

5.選考方法

  • (第一次審査):
    京都大学白眉センター専門委員会において、研究実績・計画を対象に書類選考を行います。
  • (第二次審査):
    京都大学白眉センター伯楽会議において、面接を行い、研究面のみならず次代の学術を担う人材としての資質等を総合的に判断して採用候補者の選考を行います。
  • (第三次審査):
    京都大学白眉センター運営委員会において、伯楽会議における面接結果等を踏まえた審議を行い、採用内定者を決定します。

6.選考結果等

選考結果については、全応募者にメールにて通知します。
なお、選考過程及び採否の理由については一切お答えできません。

7.応募方法・応募締切

応募方法:

Web 上の登録フォームにて応募者情報を登録のうえ、京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」【グローバル型】提案書を、登録完了メールに記載するURL にアップロードしてください。「登録フォームへの登録」及び「提案書のアップロード」をもって応募受付完了となります。どちらか一方のみの場合は、審査対象となりませんのでご留意ください。
提案書作成・記入要領に登録項目の説明がありますので、登録フォームへの登録前に必ずご一読ください。
【参考】 提案書作成記入要領

登録フォーム:

https://www.hakubi.kyoto-u.ac.jp/form/form.php

登録フォーム登録期限:

応募者情報を、以下の期限までに登録してください。
2018年2 月19 日(月) 13:00(日本時間)

提案書アップロード期限:

京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」【グローバル型】提案書を、以下の期限までに登録完了メールに記載のURLにPDF 形式でアップロードしてください。
提案書
2018年3 月5 日(月) 13:00(日本時間)

※提案書アップロード期限から1週間以内に、応募受諾のメールをお送りしますので、連絡がない場合は、必ず以下の「9.問い合わせ先」までご連絡願います。

8.公募説明会

公募説明会を以下の日程で開催します。出席を希望される場合は、説明会前日までに、メールにて氏名、所属・職、連絡先(TEL)及び参加を希望される会場を連絡いただきますようお願いします。
なお、事前連絡が無い場合にも、説明会に参加いただくことは可能ですが、会場が満席の場合にはお席をご用意できないこともあります。

京都大学白眉センター

  • E-mail:hakubi*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください。)
  • 件 名:【白眉説明会:(京都or東京)】氏名
  • メール本文:氏名、所属・職名、連絡先(TEL)、参加を希望する会場

【京都会場】

【東京会場】

9.問い合わせ先

本公募に係る詳細については、Q&Aを参照してください。
【参考】 質疑応答集(Q&A)

その他、不明な点については、以下の連絡先にメールにて問い合わせください。電話による問い合わせにはお答えできません。

京都大学白眉センター
E-mail:hakubi*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください。)

10.備考

  • 提出書類の個人情報は、本選考の目的のためのみに使用し、応募者の承諾無く本目的以外には使用しません。
  • 応募に要する経費については、申請者の自己負担とします。
  • 男女共同参画を推進しています。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。

【部局連携型】公募要項

※第9期(2018年)の公募は終了しました。

京都大学では、次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みとして、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を展開しています。 このたび、世界トップレベルの研究者として活躍するとともに、次代の学術を担う人材を育成することを目的として、以下のとおり研究者の募集を開始しますのでお知らせします。 なお、2016年募集より、これまでの白眉プロジェクトを踏襲した【グローバル型】に加え、文部科学省の卓越研究員事業を活用した【部局連携型】による募集を開始しました。

本公募要項は【部局連携型】に関する募集内容について記載しております。 【グローバル型】の詳細については、https://www.hakubi.kyoto-u.ac.jp/rec/2018/recruit-global-typeをご確認頂き、各募集の内容を比較検討した上で応募して下さい。

1.【部局連携型】(卓越研究員事業)の募集ポストについて

京都大学において、卓越研究員事業を活用し、白眉プロジェクト【部局連携型】として募集を行うポストは以下のとおりです。
※「A5201」、「A5202」、「A5203」と「A5204」のポストについては、応募受付、当事者間交渉ともに終了しました。

京都大学が提示するポストの詳細

公募番号部署名分野職名事前連絡詳細
A5201医学部附属病院医歯薬学特定助教不要PDF
A5202医学部附属病院医歯薬学特定助教PDF
A5203大学院総合生存学館工学系科学
社会科学
特定助教PDF
A5204防災研究所数物系科学
工学系科学
社会科学
特定助教PDF

(参考)卓越研究員事業のポスト一覧

2.選考方法

応募方法やスケジュール等については各ポストによって異なりますので、
詳細は「1.【部局連携型】(卓越研究員事業)の募集ポストについて」をご参照ください。

3.問い合わせ先

卓越研究員事業について

白眉プロジェクト【部局連携型】により募集する各ポストの詳細について

ポストごとに問い合わせ先を設けておりますので、「1.【部局連携型】(卓越研究員事業)の募集ポストについて」をご確認頂き、直接お問い合わせください。

(参考)白眉プロジェクト【グローバル型】について

京都大学白眉センター(電話による問い合わせにはお答えしかねます。)
E-mail:hakubi*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください。)

【グローバル型】
公募スケジュール

1月15日公募開始
1月30日
2月7日
公募説明会(京都)
公募説明会(東京)
2月19日(13時)登録フォーム登録期限
3月5日(13時)提案書提出期限
4月上旬~書類選考開始
7月8日伯楽会議による面接審査
8月1日運営委員会による審議・採用者決定

【グローバル型】
公募内定について

京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、 優秀な若手研究者を年俸制特定教員(准教授、助教)として採用し、次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みを進めてきました。 2018年については、1月15日(月曜日)に公募開始、3月5日(月曜日)に公募を締切り、その後白眉センター専門委員会による書類選考、 伯楽会議による面接等、厳正な審査を行ってきたところです。このたび、 8月1日(水曜日)に開催した白眉センター運営委員会(第23回)において審議した結果、白眉センターに採用する者12名を内定しました。(本来は13名でしたが内1名辞退となります)

内定者一覧

潮 雅之生態系予報に向けた野外生態系自動モニタリングシステムの構築准教授科学技術振興機構
さきがけ専任研究者
京都大学生態学研究センター
KAMRANZAD BaharehClimate change impact assessment on ocean wave energy and coastal hazards and reducing the uncertainties in pursuit of sustainable development助教京都大学防災研究所
日本学術振興会外国人特別研究員(PD)
CANELA AndresGenome organization as a source of chromosome instability in cancer准教授National Cancer Institute, National Institutes of Health
Research Fellow
鈴木 俊貴鳥類をモデルに解き明かす言語機能の適応進化助教総合研究大学院大学先導科学研究科
特定研究員
鈴木 雄太バイオ医薬品への応用を目指す新規タンパク質デザイン工学の創生助教京都大学大学院医学研究科
博士研究員
高橋 重成低 pH ストレス適応を司る低 pH 誘導型転写因子の実体解明准教授ハーバード大学医学大学院
専任講師
田中 祐理子大戦期科学研究の質的変遷:20世紀史と真理概念の相互影響研究准教授京都大学人文科学研究所
助教
野村 龍一 新しい超高圧変形実験装置による地球中心核ダイナミクス解明への挑戦准教授愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター
助教
檜山 智美クチャの石窟壁画の研究を基点とした西域仏教文化の復元的考察助教龍谷大学世界仏教文化研究センター
日本学術振興会特別研究員(SPD)
平野 恭敬エピジェネティクスを起点とした脳・記憶分子ネットワークの解明准教授京都大学医学研究科
特定准教授
藤井 俊博極高エネルギー宇宙線天文学を目指した新型大気蛍光望遠鏡の開発助教東京大学宇宙線研究所
日本学術振興会特別研究員(PD)
RUDOLPH SvenToward a Transpacific Carbon Market: Politically Feasible and Sustainable准教授京都大学大学院経済学研究科
特定准教授

応募・内定状況

応募者数内定者数倍率
362名13名27.8倍
 応募者数比率内定者数比率
男性・女性比率262名:100名72.4%:27.6%10名:3名76.9%:23.1%
文系・理系比率161名:201名44.5%:55.5%3名:10名23.1%:76.9%
学内・学外比率88名:274名24.3%:75.7%5名:8名38.5%:61.5%
国内・国外比率264名:98名72.9%:27.1%11名:2名84.6%:15.4%
准教授・助教比率141名:221名39.0%:61.0%7名:6名53.8%:46.2%
平均年齢
( 准教授 )
( 助   教 )
40.9歳38.9歳
35.3歳32.5歳

※主に本人の提案書記載の内容から転載