応募書類の受付は4月26日13時に締め切りました。
書類の受諾状況は、5月中旬頃に応募者登録サイトに表示されます。
"Application forms were closed at 13:00 on 26 April.
The acceptance status of documents will be displayed on the registration website around mid-May."
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(石本) 本日は「夢」をキーワードに皆さんの思いや考え方を通じて、白眉研究者の共通点や多様性に迫っていければと思っています。どうぞよろしくお願いします。遅くなりましたが、私は数理解析研究所所属で白眉6 期の石本といいます。流体力学を使って生物の運動を理解しようという理論的な研究をしています。
(上峯) 6 期の上峯です。人文科学研究所でお世話になっています。考古学が専門で、私たちと同じ生物種であるホモ・サピエンスが日本列島にやってきたときに、日本列島にはホモ・サピエンスではない、原人とか旧人がいたのかいなかったのか、無人のとこにホモ・サピエンスが入ってきて現在に続く文化を作ったのか、先行する人類がいて、それと何らかの関係を持つかたちで今の文化ができたのかを考えています。
(榎戸) 榎戸輝揚です。僕は理学研究科の宇宙物理学教室の所属で、専門はX線を使った宇宙観測です。ブラックホールとか中性子星とか、極限的な天体の観測をやっています。その中でも、中性子星という高速で回転するとても密度の高い星を調べていて、なかでも磁場の強いタイプの種族(マグネター)が本当に存在するのかを調べています。宇宙の観測から自然界に発現してる極限的な物理環境を見に行くっていうことを研究しています。
(林) 6 期の林眞理です。専門は生物学で、もうちょっと細かく言うと、分子細胞生物学になりますかね。今、白眉でやろうとしているのは、ヒトの正常な体の中にある細胞がガン化していくときの一番始めの段階で、どんなことが起きているのかっていうのをやりたいなというふうに考えてます。
(山吉) 6 期の山吉です。理学研究科の化学教室にいます。居室はiCeMS にあります。もともと化学畑で、ずっと遺伝子の研究をしていました。遺伝子を有機化学的に合成し、医学的・生物学的分野で応用する研究をしてきました。最近、その遺伝子の中でもmicroRNAと呼ばれる小さな遺伝子が色々な働きをしていることがわかって、細胞の中のmicroRNA を自分で作った人工遺伝子で狙い撃つようなことをやっています。
(越川) 5 期の越川です。多細胞生物の模様形成機構をやっています。具体的には、模様があるハエを使って、その模様がどういうふうにできるかということをやっています。分野としては、進化発生生物学ということになります。
前段左から石本氏、越川氏、林氏、上峯氏、後段左から榎戸氏、山吉氏