第51回白眉セミナー : 『空間的な強度・偏光分布を有するレーザビームの集光特性とその発生』
  • 北村 恭子(京都大学白眉センター)
  • 2012/12/04 4:00pm
  • 白眉センター(iCeMS西館2階 会議室)
  • 日本語

要旨

光波は、波の周期的な長さ(波長)、振動する大きさ(振幅/強度)、振動する方向(偏光)といった物理量を有する。近年、ビームパターンや偏光分布の制御されたレーザビームは、物質との新奇な相互作用や伝搬・集光特性をもたらし、光ディスクや顕微鏡、レーザリソグラフィー技術などの光技術において、大きな波及効果をもたらすことが期待され、注目を集めている。本講演では、そのような物理量が空間的に制御されたビームの集光特性と、フォトニック結晶レーザを用いたビームの発生について紹介する。

関連する研究者

北村 恭子