第216回白眉セミナー : 『「ひと」の成り立ちを知るためのしっぽ学的取り組み』
- 東島 沙弥佳(第12期 総合博物館 特定助教)
- 2022/04/19 4:30pm
- ハイブリッド形式(Zoom および学術研究支援棟地下会議室1&2) 京都大学および白眉センター関係者限定
- 日本語
要旨
なぜしっぽに着目するのか。それはひとえに、しっぽというものが我々「ひと」の成り立ちを読み解く上で重要な鍵になると信じているからである。我々は生物学的ヒト (Homo sapiens) であると同時に、人間性を備えた存在「人」でもある。しっぽの喪失という事象に対し異なる角度から切り込むことで、我々がどのように「ひと」になったのかの理解を目指す自身の研究内容 (しっぽ学) について簡単に紹介する。