第19回白眉セミナー : 『民族誌研究を行うために:二つの白眉フィールドワークを通した考察』
  • Nathan Badenoch & Aaron Miller(京都大学次世代研究者育成センター)
  • 2011/04/26 4:00pm
  • 稲盛財団記念館(川端通-近衛通、3階、大会議室)
  • 日本語

要旨

今回のセミナーでは、二人の白眉研究者がこの一年間の研究活動を振り返り発表する。研究テーマやフィールドワークを行う場は違うのだが、二人とも民族誌的な調査を研究に用いる。ゆえに、研究する時のリスクや課題、そこから得られる成果に類似点が認められる。アーロンは社会文化人類学をベースに教育とスポーツを対象にし、日米を比較している。ネートは地域学をバックグラウンドとし、社会経済学的に変化の激しい東南アジアの言語多様性について研究している。この一年間、二人ともフィールドワークに集中してきた。今回の白眉セミナーでは、そのフィールドワークによって得られた成果をアップデートしながら民族誌研究について考察したい。この発表に基づいて白眉研究者の皆様の様々な研究分野の観点からのディスカッションを期待する。

関連する研究者

BADENOCH Nathan(バデノック ネイサン)MILLER Aaron(ミラー アーロン)