3月15日13時に第15期公募情報を公開いたしました。
4月1日13時より応募者登録サイトへの登録が可能です。
Information on the 15th call for applications was opened at 13:00 on 15 March.
Applicants can register on the registration website from 1 April at 13:00.
『 機能性バイオマテリアルの創成を目指したタンパク質デザイン工学 』
「進化の力」を利用し、望んだ酵素を作り出す!今年のノーベル賞はタンパク質の進化分子工学にスポットが当たりました。この手法は「進化」を模倣するため、変異と選択のステップを無数に繰り返すことで、自然界で発生し得るタンパク質の出現を人工的に加速させる研究です。むしろ、タンパク質の機能や構造を「化学者」が思いのままにデザインしコントロールすることできるようになれば、医薬やバイオテクノロジー分野で活躍する「バイオナノロボット」の誕生もそう遠くないのかもしれません。本講演では、そんな夢を目指している私のこれまでの研究「①タンパク質に人工的なデザインを組み込んだ二次元タンパク質集合体の作成、②作成した集合体のユニークな構造変化の解析、③新たなデザインを加えることでタンパク質を改造し、この構造変化を人工的に制御してみたりetc」を、これまでの私の経歴や今後の展望も踏まえ、紹介させて頂きます。研究内容自体もシンプルで簡単な内容ですので、分野外だけどタンパク質の研究に興味あるかも!という皆様にも是非お越しいただけると幸いです。