セミナー一覧
応募書類の受付は4月26日13時に締め切りました。
書類の受諾状況は、5月中旬頃に応募者登録サイトに表示されます。
"Application forms were closed at 13:00 on 26 April.
The acceptance status of documents will be displayed on the registration website around mid-May."
Home
>
セミナー一覧
> 人と土地のつながりの社会変容における可能性:仏領ポリネシアにおける先住民伝統文化の復興活動の人類学研究
第229回 白眉セミナー
人と土地のつながりの社会変容における可能性:仏領ポリネシアにおける先住民伝統文化の復興活動の人類学研究
- 講演者:三崎 舞(第13期 人間・環境学研究科 特定助教)
- 日時:2023年05月16日(火)16:45~
- 場所:Zoomおよび学術研究支援棟地下会議室1&2
- 言語:英語
- 発表形式:ハイブリッド形式(Zoomおよび学術研究支援棟地下会議室1&2)
要旨
植民地主義は、植民地の近代国家システムや資本主義経済への統合を通して、多くの地域で人と土地との伝統的な関係を変容させてきた。脱植民地化が求められ、伝統的な知識体系が環境保全の取り組みにおいて再評価されている今、人と土地との新しいつながりの創造は現代の社会構造を揺るがすことができるだろうか? この研究では、人と土地とのつながりが新たな社会関係を生む可能性に注目し、フランスの海外領土・仏領ポリネシアの先住民であるマオヒ人が一連の文化復興運動・宗教・政治運動を通してどのように先住民と土地との関係性を修復・再構築し、またそれらの試みがどのような国家や主権のあり方を提示するのかを民族誌的なアプローチによって追究する。
セミナー一覧に戻る