公募要領
京都大学では、次代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みとして、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を展開しています。このたび、世界トップレベルの研究者として次代の学術を担う人材を、本学において育成することを目的として、以下のとおり【グローバル型】の研究者を募集します。
注)文部科学省の卓越研究員事業の公募が終了したため、第16期以降の【部局連携型】の募集は行いません。
第15期公募では、256名からの応募があり、20名(男性︓11名、女性9名)を採用しました。
京都大学は男女共同参画を推進しており、女性研究者の積極的な応募を期待します。
第16期公募では、引き続き採用者の半数以上を女性とすることを目指し、本学における男女共同参画推進施策の一環として、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)」第8条の規定に基づき、選考において評価が同等である場合は、女性を優先して採用します。
なお、出産、育児、介護等、何らかの事情により研究を中断した期間がある場合は、応募者の申し出により、研究業績の審査において考慮します。
1.対象とする分野
人文学、社会科学、自然科学の全ての分野を対象とします。なお、これらには、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を含みます。
2.応募資格
博士の学位を有する者(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む)とします。応募者の国籍は問いません。ただし、過去に白眉プロジェクトで白眉研究者として採用されたことのある者は応募できません。 白眉研究者は白眉センターに所属しますが、自身の研究活動は、原則として京都大学内の各部局(研究活動を行う部局を「受入部局」という)において行います。
また、受入部局において、学内手続や研究場所の確保等、採用後の円滑な研究実施のために対応すべき事項について、指導・助言を行う教員を「受入教員」と言います。受入教員はその役割上、原則として京都大学と雇用関係にある教員でなければなりません。各応募者においては応募時に、ご自身が希望する受入教員に連絡をとり、内諾を得ることが望まれます。遅くとも面接審査までに受入教員の内諾を得ることが必要です。
3.募集人員(予定)
特定助教:15名程度
特定准教授又は特定講師:5名程度
4.待遇等
- 所属は、京都大学白眉センターです。
- 本プロジェクト採用者については、次代をリードする優秀な研究者として本学が認めたことを証するものとして、採用日より「京都大学白眉研究者」の称号を付与します。
- 年俸制特定教員(特定助教、特定講師又は特定准教授)として採用し、本学支給基準に基づき給与を支給します。(「京都大学特定有期雇用教職員就業規則」が適用されます。)
- 諸手当(通勤手当、住居手当、扶養手当、期末・勤勉手当(ボーナス)等)は支給されませんが、相当額を含む給与を支給します。
- 退職金は支給されません。
- 採用期間は原則5年間のため、今回の公募による採用者の任期は、2026年4月1日から2031年3月31日までです。個別事情を勘案し、採用日をこれ以降の時期とすることもできますが、任期の終わりは2031年3月31日から変更できません。(例えば、2026年10月1日に着任しても、任期は2031年3月31日までです。)
- 任期の更新はありません。ただし、採用後に育児休業や介護休業を取得し、それに伴って任期の延長を希望する場合は、受入部局・受入教員とも協議の上で、休業した期間に応じた任期の延長を認めることが可能です。
- 文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険及び労災保険への加入となります。
- 研究費として、研究内容に応じて年間100万円~400万円程度を措置します。
- 本プロジェクト採用者は、本学の規程に定める教員評価を受けますが、白眉センターによる中間評価等は行いません。
- 本プロジェクト採用者は、毎年度末に京都大学白眉センターから研究活動報告書の提出を求められます。また、雇用期間終了時には、研究成果の発表を行うものとします。
5.選考方法とスケジュール
- (第一次審査)
京都大学白眉センター専門委員会において書面審査を行い、応募者の研究実績と研究計画を評価した上で、次代の学術を担う人材としての資質等を総合的に判断して面接対象者を決定します。(2025年9月末予定) - (第二次審査)
京都大学白眉センター伯楽会議において、面接を行い、研究面のみならず次代の学術を担う人材としての資質等を総合的に判断して採用候補者の選考を行います。(2025年11月29日(土)予定) - (第三次審査)
京都大学白眉センター運営委員会において、伯楽会議における面接結果等を踏まえた審議を行い、採用内定者を決定します。(2025年12月中旬予定)
注)京都大学は男女共同参画を推進しており、女性研究者の積極的な応募を期待します。本学における男女共同参画推進施策の一環として、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)」第8条の規定に基づき、選考において評価が同等である場合は、女性を優先して採用します。なお、出産、育児又は介護等、何らかの事情により研究を中断した期間がある場合は、応募者の申し出により、研究業績の審査において考慮します。
6.選考結果等
選考結果については、全応募者にメールにて通知します。なお、選考過程及び採否の理由については一切お答えできません。
内定者の発表は、2025年12月下旬を予定しております。
7.応募方法・応募締切
応募方法
応募の前に、「応募者登録・提案書作成要領」を必ずご一読ください。
1. 応募に必要な提案書の様式を下記からダウンロードして、提案書を作成してください。
- 提案書:Word
2. 2025年4月中旬頃に下記のURLから応募者登録サイトへのアクセスが可能になる予定です。必要な情報を登録してください。詳しい日程は後日お知らせします。
3. 登録したメールアドレスとパスワードで応募者登録画面にログインし、作成済み提案書
をアップロードしてください。「提案書のアップロード」をもって応募完了となります。
応募締め切り
応募締切は、 2025年5月16日(金) 13:00(日本時間) です。
※ 応募者登録および提案書アップロード等の審査状況は、応募者登録画面にログインして随時確認してください。応募締切から1週間を目途に、応募書類の受諾状況をメールで連絡いたします。
8.公募説明会
公募説明会の動画を配信します。上記タブ「公募説明会」より詳細をご確認ください。
9.問い合わせ先
本公募に係る詳細については、FAQを参照してください。その他、不明な点については、以下のアドレスに問い合わせてください。応募者登録後に問い合わせる際は、必ず氏名と受付番号を併記してください。お問い合わせの内容によっては回答に時間を要する場合がありますので、時間的余裕を持って問い合わせてください。応募締切間際のお問い合わせには、応募締切までに回答できないことがあります。ご了承ください。なお、電話による問い合わせにはお答えできません。
京都大学白眉センター
E-mail:recruit*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください。)
10.備考
- 登録・記載内容について虚偽の申告が判明した場合は、審査に付さない、あるいは内定を取り消す場合があります。
- 採用通知後に、京都大学における安全保障輸出管理等の取り扱いに従い、内定を取り消す場合があります。
- 応募書類は採用審査にのみ使用します。正当な理由なく第三者に開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
- 応募に要する経費については、申請者の自己負担とします。
- あらゆる多様性、公平性を尊重し、包括的なキャンパス環境・教育研究環境整備を推進しています。女性研究者や外国人研究者の積極的な応募を期待します。
- 京都大学では、すべてのキャンパスにおいて、屋内での喫煙を禁止し、屋外では、喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。
【グローバル型】公募スケジュール
| 2025年3月14日 | 公募情報公開 |
| 4月3日 | 公募説明会 |
| 4月17日 | 応募者登録および提案書アップロード受付開始 |
| 5月16日13時(日本時間) | 応募者登録および提案書提出締切 |
| 6月下旬 | 書類選考開始 |
| 9月末 | 面接対象者決定 |
| 11月29日 | 面接審査(伯楽会議) |
| 12月下旬 | 採用内定者発表 |
| 2026年4月1日 | 採用 |
※スケジュールについては、あくまでも予定であり今後変更の可能性があります。
公募説明会
以下のとおり、公募説明会を開催いたします。
2025年3月31日(月) 正午までに事前申し込みの上ご参加ください。
日時:
2025年4月3日(木) 13:30~(入室・受付:13:10~)
場所:京都大学 白眉センター
吉田キャンパス・本部構内 学術研究支援棟(建物番号61番)
地下1階 会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
使用言語:日本語
プログラム(予定):約1時間
第16期公募説明、現役の白眉研究者による白眉プロジェクトの紹介、質疑応答
申し込み:
https://forms.gle/hJowSULVciE8h9zU8(事前登録制)
※会場参加及びZoom配信でのハイブリッド形式を予定しております。
※事前申し込みが必要です。締切:2025年3月31日 正午
対面でご参加の場合は直接お越しください。
Zoomをご希望の方には配信用アドレスをお送りいたします。
※説明会開催後にアーカイブ映像を配信する予定です。
公募説明会の録画映像はこちら: https://youtu.be/HHnjPjLPNaM
その他、白眉プロジェクトに関する映像は白眉センター公式Youtubeチャンネルよりご覧ください。https://www.youtube.com/@京都大学白眉センター

【グローバル型】公募内定について
京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、優秀な若手研究者を年俸制特定教員(准教授、講師、助教)として採用し、 次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みを進めてきました。第16期公募につきましては、2025年4月から12月にかけて、専門委員会による書類選考、伯楽会議による面接審査等厳正な審査を行ってまいりましたところ、このたび、白眉センター運営委員会による議決をへて、白眉センターに採用する20名を内定しました。
内定者一覧(2025年12月現在)(五十音順)
| 氏名 | 研究課題名 | 採用職種 |
|---|---|---|
| ALSANCAKLI sacha rene mehmet | Imperial Power Games and Local Resistance in Eurasian Borderlands: A Comparative and Transregional Study on Politics, Knowledge and Cultural Identity in Kurdistan, the Caucasus and the South Caspian Region (1501-1925) | 特定助教 |
| 加藤 勢 | 南半球ボリビアで解き明かす銀河系最高エネルギー宇宙線の起源 | 特定助教 |
| 川本 大志 | ホログラフィ対応と非平衡統計力学を用いた量子重力理論の解明 | 特定助教 |
| 韓 霽珂 | 筋トレを“微分”する:連続体力学に基づく超回復現象の新たな学理創出 | 特定准教授 |
| 木村 正子 | パニック緩和サポートのために環境調整された空間・カームダウンスペースに融合した寄り添うAIシステム | 特定助教 |
| 粂田 昌宏 | 生命と音の根源的関係の探究 | 特定准教授 |
| SANGATI ekaterina | Collective adaptivity: A multi-level investigation of self-maintaining group systems through conceptual analysis, simulation, and human-AI experiments. | 特定助教 |
| 菅沼 起一 | 西洋音楽における時間分割の近代化――名技性、記譜法、リズム論の相互作用を通したその複合的プロセスの解明と新たな歴史モデルの創出 | 特定助教 |
| 須藤 龍真 | ジャイナ教議論学史の構築による中世インドの言論空間と学派間交流の解明 | 特定講師 |
| 竹内 悠 | 水中の薬剤耐性遺伝子・ウイルス・化学物質の一斉濃縮・精製技術の開発と水処理への応用 | 特定講師 |
| 田中 広祐 | 細胞内・細胞間のミトコンドリア動態を制御する革新的がん治療パラダイムの創出 | 特定准教授 |
| 張 彩薇 | 戦後台湾をめぐる植民地主義と越境的連帯の(不)可能性 | 特定助教 |
| DOMINE laura | Multimodal AI foundation model for novel class discovery in rare event searches | 特定助教 |
| 延山 知弘 | 反応場を単位とした生命反応観の構築 | 特定助教 |
| 村瀬 偉紀 | 魚類耳石の石灰化関連形質にみられる地域個体群間での種内変異:ゲノミクスを駆使した自然選択と局所適応の立証への挑戦 | 特定助教 |
| 森本 大智 | 生体内の流れストレスによるタンパク質構造破壊の根本的理解-構造生物学と流体力学を融合した蛋白質流動学の構築 | 特定准教授 |
| RAMAMURTHY nachiketha sharma | Vocal intelligence in Asian elephants: Insights into animal communication and evolution of language | 特定助教 |
| ROSS samuel | Identifying the natural and anthropogenic drivers of ecosystem resilience by listening to soundscapes | 特定准教授 |
| WANG christy | God-Talk and State Reform in the Early Modern English Empire | 特定助教 |
| NGULUBE nombulelo kitsepile | Understanding Build Back Better through the Lens of Participatory Post Disaster Recovery and Reconstruction across Cultures, Borders, and Institutions | 特定助教 |
※主に本人の提案書記載の内容から転載
応募・内定状況 (2025年12月現在)
| 応募者数 | 内定者数 | 倍率 |
| 449人 | 20人 | 22.45倍 |
| 応募者数 | 内定者数 | |
| 性別(男性:女性:回答しない) | 320人 : 123人 : 6人 | 12人:8人:0人 |
| 職種(准教授:講師:助教) | 94人 : 56人 : 299人 | 5人:2人:13人 |
| 国籍(日本:外国) | 192人:257人 | 10人:10人 |