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私が現在所属している東北大学大学院理学研究科は東北大学の青葉山キャンパスにあります。写真からも分かりますように青葉山キャンパスは辺り一面、緑に囲まれており、理学研究科の建物の上からは仙台市内や仙台湾が一望できます。自然に囲まれたキャンパスは空気もおいしく、とても静かですので研究に集中するのにとても適した環境といえるでしょう。ただ、少し大自然に溢れ過ぎているようで、しばしば大学キャンパス内にクマが出没しているようです。この文章を書いている最中にも早速クマの目撃情報のメールが流れてきました。噂によると青葉山は2匹のツキノワグマが縄張りにしているそうです。東北大学の青葉山キャンパスへお越しの際は皆さんご注意下さい。ちなみにクマに会った時は死んだ振りはせず、走らないで落ち着いて立ち去るのが良いようです。
昨年12月には仙台駅から青葉山キャンパスまで地下鉄が開通し、町の中心部からのアクセスが大変良くなりました。以前は冬になり、雪が降ると夕方に青葉山から市内まで帰るのは困難を極め、いつ帰れるのか分からないような状態だったのですが、地下鉄が出来たお陰で市内への移動がスムーズになり、だいぶ快適になりました。仙台は海が近いことも有り、海の幸(とお酒)がとても美味しい所ですので是非白眉の皆さんにも来てもらえればと思います。
私は現在、東北大学のリーディング大学院プログラムにも関わっており、その関係で物理や化学、工学など様々な分野の学生、研究者と関わりを持つことになりました。白眉プロジェクトに関わって以来、どうも私はそのような環境に縁があるようです。まだ白眉を離れて一年半も経っていませんが、自分とは専門が少し離れた方の発表などを聴いていると白眉セミナーや白眉合宿の記憶がよみがえってきて、白眉の時に関わった皆さんの顔が思い出され懐かしくなります。新しい環境の中でも白眉プロジェクトの中で培われた経験を少しでも生かすことが出来ればと思いつつ日々研究を行っています。皆様とまたお会いできる日を楽しみにしております。
東北大学理学部合同棟から望む仙台市中心部の様子
(ちだ まさたか)