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京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、優秀な若手研究者を年俸制特定教員(准教授、講師、助教)として採用し、 次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みを進めてきました。第14期公募につきましては、2023年5月から12月にかけて、専門委員会による書類選考、伯楽会議による面接審査等厳正な審査を行ってまいりましたところ、このたび、白眉センター運営委員会による議決をへて、白眉センターに採用する20名を内定しました。
氏名 | 研究課題名 | 採用職種 |
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海老原 志穂 | チベット・ヒマラヤ地域における牧畜文化の多層性に関する記述言語学的・地理言語学的研究 | 特定助教 |
大谷 由香 | 中世日本仏教における戒律実践とその根拠となる思想の研究 | 特定准教授 |
OPHINNI Youdiil | Vulnerable nexus in the Anthropocene: a One Health study of viruses at Indonesia's desecrated nature-human interface | 特定助教 |
木下 実紀 | イラン人ディアスポラによる文学の体系的研究 | 特定助教 |
後藤 明弘 | 記憶の長期的な保存機構の理解と応用 | 特定准教授 |
坂本 達也 | 地球温暖化とイワシ類の魚種交替:化石分析を通じた過去からの洞察 | 特定助教 |
下田 麻子 | 細胞外小胞表層糖鎖プロファイリング技術を活用した分離精製技術の開発と疾患の診断・治療への応用 | 特定助教 |
SHARMA POKHAREL Sanjeeta | Reconstructing paleoecology of extinct Japanese elephant species (proboscideans) through fossil-based isotopic and hormonal studies | 特定助教 |
武田 紘樹 | コンパクト連星合体からの重力波の偏極モード探査による極限環境での重力理論検証 | 特定助教 |
行方 宏介 | 太陽圏進化学の新機軸創成:若い太陽型星の突発現象の集中的調査による太古の太陽地球環境の再現 | 特定助教 |
早川 龍 | 量子計算を用いた高速位相的機械学習法の開発と計算複雑性の解析 | 特定助教 |
フィアターラ パトリック | ポスト冷戦時代の歴史認識論争のグローバルヒストリー ―「冷戦前線」地域における加害者/協力者の記憶を中心に― |
特定助教 |
FEDOROVA Anastasia | 1950年代の日本映画と民主主義 | 特定准教授 |
PSTRAGOWSKI Piotr | Shapes and arithmetic - Prismatic cohomology | 特定准教授 |
本郷 峻 | 地域住民と科学者の共同制作による熱帯雨林野生動物の持続的な狩猟システムの確立 | 特定講師 |
MCNEILL Lucy Olivia | Generational theoretical updates to pre-supernova mass loss in the era of high resolution observations and all-sky surveys | 特定助教 |
蓑輪 陽介 | 光で拓く量子流体・量子渦の科学 | 特定准教授 |
村田 陽 | 統治する哲学者ソクラテス:哲学的急進派の植民地論と19世紀英国における古代ギリシア受容 | 特定助教 |
山田 真太郎 | 発癌に関連する転写制御領域(エンハンサー)の網羅的な同定と、ゲノム修復の破綻によりホルモン刺激依存的に癌遺伝子が過剰発現して細胞が癌化する仕組みの解明を通した発癌プロセスの根本的な理解 | 特定助教 |
吉野 達彦 | 超高活性C–H活性化触媒の創出と高難度物質変換反応の開発 | 特定准教授 |
※主に本人の提案書記載の内容から転載
応募者数 | 内定者数 | 倍率 |
326人 | 20人 | 16.3倍 |
応募者数 | 内定者数 | ||
男性・女性・回答しない | 244名:79名:3名 | 12名:8名:0名 | |
准教授・講師・助教 | 84名:31名:211名 | 6名:1名:13名 | |
平均年齢 | 准教授 | 40.8歳 | 38.7歳 |
講師 | 38.2歳 | 37.0歳 | |
助教 | 34.8歳 | 33.2歳 |