| ENGLISH |
京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、優秀な若手研究者を年俸制特定教員(准教授、助教)として採用し、自由な研究環境を与え研究に専念させることにより、次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みを進めてきました。2014年については、3月11日(火曜日)に公募開始、5月8日(木曜日)に公募を締切り、その後白眉センター専門委員会による書類選考、伯楽会議による面接等、厳正な審査を行ってきたところです。このたび、9月19日(金曜日)に開催した白眉センター運営委員会(第15回)において審議した結果、白眉センターに採用する者18名を内定しました。(本来は20名でしたが内2名辞退となります)
氏名 | 研究課題名 | 採用 職種 |
現所属・職 |
---|---|---|---|
飯間 麻美 | 診断能の飛躍的向上を目指した新たな拡散MRI乳腺腫瘍診断法の確立 | 助教 | 京都大学大学院医学研究科・日本学術振興会特別研究員(PD) |
石本 健太 | 精子遊泳ダイナミクスの流体数理 | 助教 | 京都大学数理解析研究所・日本学術振興会特別研究員 (DC1) |
上峯 篤史 | 新しい石器観察・遺跡調査・年代決定法に基づく前期旧石器時代史 | 助教 | 京都大学大学院文学研究科・日本学術振興会特別研究員(PD) |
榎戸 輝揚 | 宇宙X線の超精密観測で挑む中性子星の極限物理 | 准教授 | 理化学研究所仁科センター・日本学術振興会特別研究員 (SPD) |
大槻 元 | クローン細胞に着目した学習思考原理の解明と脳機能不全への応用 | 准教授 | 九州大学大学院医学研究院・特任助教 |
荻原 裕敏 | 中央アジア地域における弥勒信仰の受容とその展開 | 准教授 | 中国人民大学国学院西域歴史語言研究所・講師 |
加賀谷 勝史 | シャコの超高速運動のための脳・身体機構とその進化 | 助教 | Duke大学・日本学術振興会海外特別研究員 |
金 玟秀 | 蛋白質分解システムによる生体制御機構の解明 | 准教授 | 東京大学医科学研究所・特任准教授 |
末次 健司 | 従属栄養植物が宿主や送粉者、種子散布者と織り成す多様な相互作用 | 助教 | 京都大学大学院人間・環境学研究科・日本学術振興会特別研究員 |
瀧川 晶 | 星周ダストの形成と進化:晩期型巨星から初期太陽系へ | 助教 | 京都大学大学院理学研究科・日本学術振興会特別研究員(SPD) |
鳥澤 勇介 | 骨髄機能の再現に向けた生体模倣デバイスの開発 | 准教授 | Harvard University, Wyss Institute for Biologically Inspired Engineering・Research Associate |
林 眞理 | ヒト体細胞の初期がん化における染色体不安定化プロセスの解明 | 助教 | The Salk Institute for Biological Studies・Research Associate |
原田 浩 | 生体内低酸素環境の積極活用による生命機能維持とその破綻 | 准教授 | 京都大学医学部附属病院・特定准教授 |
丸山 善宏 | 意味と双対性:数学・物理・言語の圏論的基礎と統一的世界像 | 助教 | University of Oxford・DPhil Student |
村上 祐二 | マルセル・プルーストにおけるユダヤ性・反ユダヤ主義の研究 | 助教 | コレージュ・ド・フランス・客員准教授 |
山名 俊介 | 保型表現のL函数の特殊値と周期 | 助教 | 九州大学大学院数理学研究院数理科学部門・助教 |
山吉 麻子 | RNAエピジェネティクスを支配する新規遺伝子制御法の開発 | 准教授 | 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科・助教 |
Werner Marcus Christian | A new geometrodynamical approach to gravity and its applications to cosmology and gravitational lensing | 助教 | University of Tokyo・Project Researcher |
応募者数 | 内定者数 | 倍率 |
585名 | 20名 | 29.3倍 |
応募者数 | 比率 | 内定者数 | 比率 | |
男性・女性比率 | 463名:122名 | 79.1%:20.9% | 16名:4名 | 80.0%:20.0% |
文系・理系比率 | 191名:394名 | 32.6%:67.4% | 6名:14名 | 30.0%:70.0% |
学内・学外比率 | 144名:441名 | 24.6%:75.4% | 6名:14名 | 30.0%:70.0% |
国内・国外比率 | 418名:167名 | 71.4%:28.6% | 13名:7名 | 65.0%:35.0% |
准教授・助教比率 | 171名:414名 | 29.2%:70.8% | 9名:11名 | 45.0%:55.0% |
平均年齢(准教授) (助教) |
- | - | 37.8歳 | - |
- | - | 30.9歳 | - |
※主に本人の提案書記載の内容から転載