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京都大学では、次世代を担う先見的な研究者を育成するために、次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を本年度に立ち上げ公募を行ってきました。これまで次世代研究者育成センター専門委員会による書類選考、伯楽会議による面接等、厳正な審査を行ってきたところですが、今般、次世代研究者育成センター運営委員会において審議した結果、次世代研究者育成センターに採用する者18名を内定いたしました。
氏名 | 研究課題名 | 採用 職種 |
文/理 | 現所属・職 |
---|---|---|---|---|
Aaron Miller | The idea of education in modern sports : Historical and ethnographic constructions from the US and Japan | 助教 | 文 | Waseda University Research Associate |
青山 和司 | 磁場中超伝導状態における磁気揺らぎの効果の理論的研究 | 助教 | 理 | 京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻・日本学術振興会特別研究員(PD) |
上野 賢哉 | 論理式サイズ下界に対する線形計画的方法論 | 助教 | 理 | 東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻・大学院生(2010年3月卒業見込)、日本学術振興会特別研究員(DC1) |
小川 洋和 | 人間の暗黙知の源となる潜在認知過程メカニズムの解明 | 准教授 | 文 | 東京大学先端科学技術研究センター・特任助教 |
川名 雄一郎 | 古典的功利主義の社会思想の研究ー体系的理解と現在社会への提言 | 助教 | 文 | European University Insitute, Department of History and Civilization/ Canon Fellow |
齊藤 博英 | シンセティック・バイオロジーを活用した細胞機能制御技術の開発 | 准教授 | 理 | 京都大学大学院生命科学研究科遺伝子動態学分野・助教 |
佐藤 弥 | 顔を通した社会的相互作用の心的メカニズムの解明 | 准教授 | 文 | 京都大学霊長類研究所比較知識発達研究部門・寄附研究部門准教授 |
塩尻 かおり | 植物コミュニケーションの生態系へのインパクトとその利用 | 助教 | 理 | 京都大学生態学研究センター・日本学術振興会特別研究員 |
志田 泰盛 | 古典インド聖典解釈学派による音声の永遠性論証の研究 | 助教 | 文 | 京都大学文学研究科・日本学術振興会特別研究員PD |
関口 仁子 | 重陽子-陽子後方弾性散乱から探る三核子力 | 准教授 | 理 | 理化学研究所仁科加速器研究センター・仁科センター研究員 |
千田 雅隆 | ガロア表現の変形と保型L関数の特殊値の岩澤理論的研究 | 助教 | 理 | 京都大学大学院理学研究科・日本学術振興会特別研究員(PD) |
東樹 宏和 | 生命系の共進化:新奇なモデル系の確立による分野横断型アプローチ | 助教 | 理 | 産業技術総合研究所ゲノムファクトリー研究部門・日本学術振興会特別研究員(SPD) |
Nathan Badenoch | Language, Diversity and Resilience in the Transition to Sustainable Society | 准教授 | 文 | National Agriculture and Forestry Research Institute,Lao PDR |
前田 理 | 反応経路自動探索法による生化学反応機構の系統的量子化学的解明 | 助教 | 理 | 財団法人豊田理化学研究所・日本学術振興会特別研究員(PD) |
松尾 直毅 | 遺伝子改変マウスを用いた記憶学習のメカニズムの研究 | 准教授 | 理 | 藤田保健衛生大学総合医科学研究所・講師 |
村主 崇行 | 偏微分方程式の数値解析のための大規模並列プログラムの自動生成 | 助教 | 理 | 京都大学理学部物理学第二教室・博士2回 |
柳田 素子 | 新しい国民病、慢性腎臓病の病態解明および治療法・診断法の開発 | 准教授 | 理 | 京都大学生命科学キャリアパス形成ユニット・講師 |
吉永 直子 | 鱗翅目幼虫腸内物質FACsから拓く昆虫の窒素栄養代謝制御の研究 | 助教 | 理 | 米国ペンシルヴェニア州立大学・ポスドク研究員 |
応募者数 | 内定者数 | 倍率 |
588名 | 18名 | 32.7倍 |
応募者数 | 比率 | 採用者数 | 比率 | |
男性・女性比率 | 458名:130名 | 77.9%:22.1% | 14名:4名 | 77.8%:22.2% |
文系・理系比率 | 196名:392名 | 33.3%:66.7% | 6名:12名 | 33.3%:66.7% |
学内・学外比率 | 226名:362名 | 38.4%:61.6% | 8名:10名 | 44.4%:55.6% |
国内・国外比率 | 476名:112名 | 81.0%:19.0% | 15名:3名 | 83.3%:16.7% |
准教授・助教比率 | 180名:408名 | 30.6%:69.4% | 7名:11名 | 38.9%:61.1% |
平均年齢(准教授) (助教) |
- | - | 36.9歳 | - |
- | - | 30.2歳 | - |
※主に本人の提案書記載の内容から転載
京都大学次世代研究者育成センター運営委員会委員名簿
京都大学次世代研究者育成センター伯楽会議委員名簿
左から大西珠枝 理事・副学長、松本紘総長、吉川潔 理事・副学長、伏木亨教授