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京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、優秀な若手研究者を年俸制特定教員(准教授、助教)として採用し、 次世代を担う先見的な研究者を育成するための取り組みを進めてきました。第10期(2019年)については、12月13日(木曜日)に公募開始、2月7日(木曜日)に公募を締切り、 その後白眉センター専門委員会による書類選考、伯楽会議による面接等、厳正な審査を行ってきたところです。このたび、 7月10日(水曜日)に開催した 白眉センター運営委員会(第25回)において審議した結果、白眉センターに採用する者10名を内定しました。
氏名 | 研究課題名 | 採用 職種 |
現所属・職 |
---|---|---|---|
宇賀神 知紀 | 量子情報理論の基礎物理諸分野への応用、特に相対エントロピーを用いたアプローチ | 助教 | 沖縄科学技術大学院大学 博士研究員 |
大井 雅雄 | 捻られた調和解析によるLanglands関手性の研究 | 助教 | 京都大学理学研究科 日本学術振興会特別研究員 |
坂部 綾香 | 地上観測データの統合解析による森林における炭素循環メカニズムの解明 | 助教 | 大阪府立大学生命環境科学研究科 日本学術振興会特別研究員 |
相馬 拓也 | 中央ユーラシア山岳環境におけるヒトと動物の環境適応戦略の学融合型実証研究 | 准教授 | 早稲田大学高等研究所 招聘研究員 |
越智 萌 | 中核犯罪の特別性に関する研究 ― 国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪分類の現代的意義 | 助教 | ひょうご震災記念21世紀研究機構 主任研究員 |
中村 栄太 | 統計学習と進化の理論に基づく音楽創作の知能情報学研究 | 助教 | 京都大学情報学研究科 特定助教 |
春本 敏之 | 性を操る微生物に学ぶ:昆虫の共生細菌による生殖操作を包括的に理解し応用する | 助教 | スイス連邦工科大学ローザンヌ校 博士研究員 |
水本 岬希 | 活動銀河核アウトフローのエネルギー輸送、およびそれが銀河進化に与える影響 | 助教 | University of Durham 日本学術振興会海外特別研究員 |
森井 悠太 | 捕食が駆動する適応放散メカニズムの解明 | 助教 | Massey University 日本学術振興会海外特別研究員 |
RAPPO Gaétan | 日本中世仏教文献(聖教)をめぐるデジタル・フィロロジー : 日本密教史の再考試論 | 准教授 | 名古屋大学文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター 特任准教授 |
応募者数 | 内定者数 | 倍率 |
343名 | 10名 | 34.3倍 |
応募者数 | 比率 | 内定者数 | 比率 | ||||
男性・女性比率 | 261名:82名 | 76.1%:23.9% | 8名:2名 | 80.0%:20.0% | |||
文系・理系比率 | 121名:222名 | 35.3%:64.7% | 2名:8名 | 20.0%:80.0% | |||
学内・学外比率 | 90名:253名 | 26.2%:73.8% | 1名:9名 | 10.0%:90.0% | |||
国内・国外比率 | 261名:82名 | 76.1%:23.9% | 8名:2名 | 80.0%:20.0% | |||
准教授・助教比率 | 120名:223名 | 35.0%:65.0% | 2名:8名 | 20.0%:80.0% | |||
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40.2歳 | - | 39.5歳 | - | |||
34.5歳 | - | 32.0歳 | - |
※主に本人の提案書記載の内容から転載