専門領域: 素粒子理論物理学
研究課題: 『弦理論とブラックホールの物理』
左官、天文学者、プログラマー、物理学者と子供の頃の夢は変化しました。日本の大学院で物性物理学を専攻し修士号を取った後、素粒子理論に転向を決意し海外留学、Ph.D.を取得し現在まで弦理論を研究して来ました。弦理論とは、我々の世界を構成する電子やクォークなどの素粒子が実は微小な振動する弦からできているという不思議な仮説に基づく素粒子理論で、アインシュタインも成し得なかった重力と量子論の統一を成し遂げることができると信じられています。私は、ブラックホールという時空間が極限まで歪んだ状況下で弦理論が予言する物理を調べることにより、弦理論の理解を深め、時空間とは何かということを解明したいと思っています。老後の夢は、今のところは、シリコンバレーに行って起業家になることです。