京都大学 白眉センター

第4期

公募：2012年3月
任期：2013年4月～2018年3月末  研究者分布図 

自己紹介

宮崎県都城市出身です。自然豊かな環境で育った結果、生き物が好きで生物学の分野に進みました。特に、野外環境で、生き物がどのように生活したり行動したりしているのかに興味があります。そこで、実際に生き物の行動を観察する動物行動学の視点のもと、沖縄の生き物（両生類）を中心に研究を進めてきました。生き物はその環境に適応し、必死に生きている姿に、何かしら感動させられます。今後は、生き物が進化させてきた行動や生態を、外来生物の防除や駆除に応用できないかと考えています。日本にはもともと多くの固有種が生息していますが、近年、多くの外来生物の侵入によって、それら固有種が絶滅の危機においやられています。特に、島嶼環境の沖縄（石垣島等）では、オオヒキガエルによる生態系への被害が危惧されています。白眉プロジェクトの5年間では、外来生物の行動や生態をうまく利用した防除法を開発し、地球上の生物多様性を守っていける研究を行いたいと思います。

関連ニュース

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  原村隆司 研究者が責任著者として執筆した論文　「Methods for invasive species control are transferable across invaded areas.」が PLOS ONE誌 (Public Library of Science、アメリカ合衆国) に出版されました。【2017年11月3日掲載】

• 2016年06月6日

  原村隆司研究者の論文「Biotic Resistance to an Alien Amphibian: Larval Competition between Japanese Frogs and Invasive Cane Toads」がPLOS ONEに掲載されました。

• 2016年01月28日

  原村 隆司 研究者の論文「Hatching plasticity in response to salinity levels in a rhacophorid frog inhabiting a coastal area」がJournal of Zoologyに 掲載されました。