専門領域: モンゴル法制史・比較法史学
研究課題: 『モンゴル法制史研究の原典史料に基づいた再構築』
内モンゴル大学法学部を卒業後、国際弁護士を目指して日本へ留学しましたが、当初は法学研究科に入学することができず環境科学を専攻しました。その後、博士課程に進み二年間人類学を学んでから、京都大学大学院法学研究科修士課程に入学し、現在に至ります。現在は、モンゴルやロシア、中国の諸古文書館に保管されている17世紀から20世初頭までの間に作成されたモンゴル語の原典史料を利用しながら、新しいモンゴル法制史研究を構築しようとしています。また、モンゴルと深い交流のある中央アジアと東アジアの国々や諸民族の法制史も勉強しています。法制史研究は学際的な研究であるため、異なる専門分野で学んだ知識が今の研究に役立っている気がします。