第6期白眉離任式(2020年2月7日/坂部綾香)
第6期 白眉離任式
白眉研究者として5年の歳月を過ごされた先輩方を送りだすべく、白眉第6期研究者の離任式が、2020年2月7日(金)に楽友会館にて行われました。山極壽一総長、湊長博理事をはじめ、白眉プロジェクトの運営に尽力して下っている多くの先生方にお越しいただき、厳かな雰囲気の中、離任式が執り行われました。今年の離任式では、総勢以下9名の白眉研究者が登壇しました。
- 大槻元さん:「脳生理学の明日と精神疾患機序解明へ向けて」
- 萩原裕敏さん:「ブラーフミ―文字銘文に反映されるクチャの仏教と歴史」
- 加賀谷勝史さん:「生物から学ぶ」
- 金玟秀さん:「「ユビキチンコード」の解読」
- 鳥澤勇介さん:「骨髄機能の再現に向けた生体模倣デバイスの開発」
- 瀧川晶さん:「宇宙の鉱物に関する白眉的研究」
- 林眞理さん:「染色体融合の運命を可視化する」
- Marcus Christian Werner さん:「Constructive Gravity and Gravitational Lensing」
- 榎戸輝揚さん:「知的冒険としての白眉プロジェクト:宇宙から雷へ」
白眉研究者ならではの、多岐にわたるテーマについて発表が行われました。それぞれの発表に、各分野をリードしている白眉研究者としての自信が感じられました。
その後は楽友会館食堂にて、一転して和やかな雰囲気の中、送別の夕食会が行われました。今回は新たに生まれた“Hakubish”、“Be hakubishous”という言葉が話題となりました(後にHakubilikeも生まれましたね)。それぞれの研究者が白眉的な研究を行おうと頭をひねり続け、時に白眉研究者間でヒントを得たりすることで、道が開かれるのかなと先輩白眉から感じられました。

(さかべ あやか)