白眉の日(2015年8月1日/加賀谷勝史)
白眉研究者とその家族が交流する白眉の日(ホームカミングの日)。離職された方も参加されるので、同窓会的イベントとも言えます。2015年で4回目を迎えました。
Stefan Gruberさんの司会で、離職された山崎正幸さん、岸本展さんから講演をしていただきました。山崎さんは蛋白質凝集メカニズム研究、現所属の龍谷大学での研究と教育についてお話いただきました。岸本さんは、堀先生からの「数学はむしろ哲学」との言葉に戸惑いを表わされながらも、微分方程式の数学研究の奥深さを感じさせるお話をしていただきました。離職された方々がどういう思いで現役白眉としての研究生活を送り、また次のステップへと移られていったのかは、将来について考える上で興味深いお話でした。
また、新たに6期メンバーの簡単な自己紹介、江間さんたちの寸劇、前センター長の田中先生から現在のミャンマーでの御活動のお話、現センター長の光山先生からこれまでに感じられた白眉研究者の共通点についてのお話がありました。「ビッグマウスであることと、何かとかこつけて飲み語り合うのが好き」というのは、6期のメンバーだけに共通することではなかったようです。
そして、さらに多くのご家族も含めた懇親会。子供達が虫をつかまえて遊び回る中、おだやかで、あたたかい雰囲気につつまれながらおおいに飲み語りあうことができました。来年度の白眉の日は、8月6日(土)です。今から楽しみです。

(かがや かつし)